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鬼門 [<番外 うつ病編>]

☆少し前からコメントを停止させて頂いています。それと、皆様方のブログにもお立ち寄り出来ずにおります。
 もうしばらくの間この状態が続きますがお許し下さい。m(_ _)m


六月と言う月は九子にとって本当に鬼門だと思う。以前の日記を読み返してみると、たいていこの時期に体調を崩していることがわかる。

ごく普通に過ごしていると思っていても、ささいな事でウツが来る。
何度も言うけれど九子のウツは典型的なうつ病のウツと違って、軽症躁鬱病のウツなので「動きやすい」のが特徴だ。ちょっとした事でウツが来る。その代わり治るのも早い。一日で階段を駆け上るように治ることも多い。
いつも言うように躁病にはなった事が無いので、抗うつ薬で躁転する心配も無く、安心して薬を増やせる。

薬を飲みだす前はそれでも4ヶ月5ヶ月ウツが続く事が普通だったのでそれなりに大変な思いもしたが、毎日リーマス600mgとルボックス0~100mgという生活を続けだしてからは、ウツになっても軽くすむし一ヶ月と少しで普通に戻れる。有り難い事だ。

一般的にウツが軽いというのは他人にわからないくらいという事。それでも本人にとってはかなり辛いことも多いのだが、今の九子の場合はさらに軽くて、普通に笑えるし、テレビも本も普段どおり楽しめる。
笠原十兵衛薬局に電話をかけてくれた人や、雲切目薬を買いに薬局に来て下さった方は九子がウツ状態にあるなどとは決して思われないと思う。

何が違うかといえば、身体が重くて寝てばかりいる事。まあこれは、お昼寝大好き九子さんにとっては辛い事でも何でもない。(^^;;

この寝てばかり・・と言う状態は、割と躁鬱病のウツ状態に特異的らしくて、kyupin先生はこれを称して「眠り姫状態」という可愛らしい言葉で形容して下さっている。( ^-^)

あとは、出来るならば人前に出たくない、人に会いたくないという気持ち。
これは病気がわからずにウツを重ねていた頃から、症状の真ん中に芯みたいにある。
本なら読めるのに皆様のブログを巡回するのがおっくうという気持ちは、きっとこの延長線上にあるのだと思う。

仕事だって処方箋はいつも決まったものでそんなに頭を抱えるような難しいのは来ないので何とかなる。一番めんどうくさい処方料の計算は調剤ソフトがやってくれる。( ^-^)

とにかくウツになると判断力だとか決断力だとかは鈍るのだが、さしあたってそういうものがひどく要求される仕事が九子の回りにあるわけではない。

そんな訳で24時間のうち16時間眠っているような毎日を送りながら(^^;;、ほとんど毎年それなりに鬼門をやり過ごす事が出来るのは、何と言っても我が薬局の特殊性。
普通の調剤薬局だったら、こんな状態の薬剤師ではとても働けない。(そもそも九子の場合、病気じゃなくても調剤薬局には雇ってもらえないだろうが・・。(^^;;)

今回のウツがどうして始まったかと言えば、それは突然の一本の電話。
笠原十兵衛薬局の、そして雲切目薬の恩人でもある大切なお客様が今仕事で上田まで来ているから、明日薬局を訪ねてみようかと思っているとの事。

ただでお帰しするわけにはいかないので、家に上がって頂いてお昼でもごいっしょに・・という事で、仕出屋にお弁当を頼む。今日の明日でもなんとかなるという返事にほっとする。

さてそれから、一番大変なのが日頃怠け放題怠けていた家の掃除。(^^;;

とりあえず目に付くところだけでもと取り掛かってみるが、結局優に1時間は越える大仕事。
でもまあ普通の主婦にとっては、それしきりの事、日常茶飯事だとは思うのだ。

ところが普通の主婦にすらなれない九子にとっては、そしてこれが一番大事なことなのだが、6月という時期の九子にとっては、たったこれだけの事が結構な負担だったらしい。負担と言うのは、肉体的な負担なおかつ精神的な負担ということだ。

さて次の日、大切なお客様は予定通りいらっしゃり、お弁当も美味しかったし、M氏も加わって楽しく歓談させていただいた。九子も大役を終えてほっとした。

そして不調は翌日の朝に始まったのだ。
例によって目覚めの悪い嫌な夢を見たと思ったら、なんとなく気分が重くて、何より身体が重くて一刻も早く横になりたかった。

それを知ったM氏は「そういえば昨日、九子はちょっとハイだったかもなあ。」と言った。
さすがM氏!長年九子を見て来ただけある。(^^;;
自分では気が付かないでいるが、もしかしたらウツが来る前の短時間、気分が高揚する時期があるのかもしれない。

えっ?そんなことで・・・と皆さんお思いの事だろう。九子だってそう思う。
九子のウツは精神的疲労よりもむしろ肉体的な疲労に伴ってやってくる事が多いのだが、あくまでもこれは、たまたま鬼門の6月という時期だったからだ。
もしも例えば一度もウツが来た事の無い7月や8月の夏の盛りの時期だったとしたら、九子だってもっと頑張れる。
2時間やそこら掃除したってどうってことない!(・・かな?まあ、ぶーぶー不平は言うだろうが・・。(^^;;)

リーマス600mgをたぶん死ぬまでウツの予防のために飲み続けるはずの九子の頭の中では、鬼門の時期にはまるでアラーム装置みたいに、もうちょっとでウツになるぎりぎりのところまでウツの準備ができているのかもしれない。
そしてたぶん最後の一押しを待っているというところなのかも・・・。

ご存知の通りいったん来てしまったウツを回避する手立ては無い。どんなに良い事が起こっても、たぶん


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