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島田秀平 with 雲切目薬 [雲切目薬のこと]

皆さまは善光寺七名物をご存じだろうか。

八幡屋磯五郎の七味唐辛子、鐘鋳川岸の酒まんじゅう、善光寺境内茶屋の甘酒、川島屋の黒膏薬、豆腐のみそ田楽、和ロウソク、そして我が笠原十兵衛薬局の雲切目薬、

となる。創業1543年の雲切目薬は中ではたぶん一番古い。


今回この善光寺七名物を回る旅ということで、地元SBCテレビの情報番組「ずくだせテレビ!」がリポーターに地元長野市出身の手相芸人島田秀平さんを起用してロケを行った。

我が家にももちろん来てくれた。

ちなみに「ずく」とは地元長野県の方言で、やる気、根気、頑張りなどと訳せる言葉である。


この話に最初に色めき立ったのは娘だった。「えっ?島田秀平さんが来るの?今までで一番の大物じゃん!」

「前に林家三平さんも柴田理恵さんも来てるよ。そっちの方が凄くない?」


「いやいやいやいや、島田さんは「ヒルナンデス」で和田アキ子の手相も見たんだよ。

凄いよ、ママ!ママも手相見てもらえばいいのに・・。いや、絶対に見てもらいなさい!」

娘はそれだけ言い残すと、日課の散歩に出て行った。


収録の前は必ず坐禅をするのが九子の日課だ。

坐禅をすると、上がらず、怖気ず、自然体で落ち着いてテレビに出られる。


さて、これで大丈夫!あとはテレビ局の人と島田秀平さんが来るのを待つのみだ。


何やら外で声がする。そういえば店の外には「蘇った善光寺七名物」の幟がはためいていた。それを撮っているらしい。


思えばこれも運よく九子が新しいものに取り換えたばかりだった。今日のこの日のため・・なんてことはまったく忘れ去り、破れていたし、4月の年度初めだからと軽い気持ちで取り替えた。


島田秀平さんは背の高いイケメンさんだった。芸人さんという風にはまったく見えない真面目な感じの人だった。


坐禅のせいか、九子は結構ノリノリだったらしい。普通の人より勝手気ままにカメラの前でふるまっていたらしく、秀平さんはそれを面白がってくれたみたいだ。


例によって古い店で元祖雲切目薬などの資料を見て頂き、ひとあたり解説させていただいたところで、次はもうこの世に存在しない「川島屋の黒膏薬」の話になる。


今回幸運だったのは、今まで全く資料が無くて幻だった「川島屋の黒膏薬」を作って卸していたという家の人が偶然見つかったことだ。あろうことか、М氏が区長会で一緒になった人が「うちで作ってた薬を雲切目薬さんとこにも卸していたんですよ。」と話しかけてきて、その人のおじいさんが黒膏薬を作っていらしたことが判明した。それをうちだけじゃなく、特に川島屋さんに納めていたというのは確かな話らしい。



カメラマンさんたちが古い店の資料を撮っている間、九子は秀平さんとお話しする時間が出来た。


秀平さんが佐久長聖高校出身というのはなんとなく知っていたが、今でこそ志願して行く人も多い佐久長聖に、秀平さんは第一志望を落ちて失意のうちに入られたそうだ。


「人生最初の挫折でしたね。まあ、いろんなことは学びましたけど・・。」


ここで九子は、第一志望に落ちて長野日大高校に行った次男の話をする。そして次男はいろいろ回り道をして、寿司屋の修行して、オーストラリアで暮らすことを夢見ていますと話したのを、とても興味を持って聞いて下さる。


なんといっても秀平さんの話で一番ぐっと来たのは、占いの姿勢みたいなものだった。


「僕は辛い人、困ってる人が占いで元気になって欲しいんです。だから、悪いことは言わない。いいことだけ言ってあげたい。悪いこともたまに言うけど、最終的には占ってもらってよかったなと思ってもらえて、頑張ろうと思ってもらえるようにしたいんです。」


ああ、なんて良い人なんだろう!!この一言で、九子も島田秀平のファンの一人だ!



「雲切目薬をずっと使ってるんですよ~。いや、ほんとに。」と言われた時は絶対ネタだと思った。こういう時、芸人さんは分が悪い。



そんなこんなで打ち解けてきたところで、すかさず手相を見てもらうお願いをする。(^^;;


考えてみたら秀平さんが手相を見るのは、ふだんテレビで見る有名人たちばかり。誰もが島田秀平に見てもらいたくて長い列を作っているらしい。その上秀平さんは手相を見るのに夜の新宿の街角に立ったりしない。考えてみたら見てもらえるなんて余程のことなのだ。

それなのにこんな一般人の私が頼んでも、嫌な顔一つせずに見てくれる。


言ってもらったことは3つ。

 
1.「しぶとく生きますよ~。(^-^)」 実はその前に二人の娘を薬剤師にしたのに、二人ともお嫁に行って薬局をつぐ人間が決まらない。私が長く頑張らないといけなくなったという話をした。たぶん秀平さんは、応援するつもりでそう言って下さったものと思われる。(そこまでして長生きしたくないけど・・。(^^;;)


2.「大勢の人が強い力で守ってくれていますよ~。」
 実は昔から九子の手相には生命線や運命線を横切るしわがたくさんあって、何十年も前にこれらは「物事が続かない気まぐれな相」だと言われた。だから以来あまり手相を見てもらうのも気が進まなかった。
ところが今回島田秀平さんは、こういうしわを「十字の形」と見てくれて、「十兵衛だけに(^^;;このたくさんの十字があなたを強い力で守っていてくれるのですよ。」と言ってくれた!これは本当に嬉しかった!解釈の仕方もそうだけど、言い方一つでこんなに変わるんだ!


3.「不思議ちゃんですね!」 不思議ちゃんという言葉、もちろん知ってはいても自分に対して使うことは無かった。でも言われてみたら、まさしくぴったりだった!「天邪鬼(あまのじゃく)」も、「友達いない子」も、「ドジ」も、「天然」も、みんな合わせて「不思議ちゃん」
今日からは自分のことを不思議ちゃんと呼ぼう!(^-^)



占ってもらったら本当に勇気が湧いた。占ってもらって本当に良かった。秀平さんに占ってもらうとみんなきっとこういう気持ちになれるのだと思う。強く薦めてくれた娘に感謝!


島田秀平さん!手相占いと芸でみんなを元気にして下さいね!応援しています。(^-^)


そしてもしも雲切目薬買いに来て下さるなら、是非人に頼まずにお顔出して下さいねえ。(^-^)


★長野県のみなさま、4月10日(水)午後1時55分からのSBC信越放送「ずくだせテレビ」の中のどこかのコーナーに雲切目薬と九子が出ます。もちろん島田秀平さんも長いこと見られます。良かったら是非ご覧ください!



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